【オルフェゴールシンクロン】2つの方法で《エンタメデュエル》達成を狙う男(デッキ・レシピ)
ケシゴムと申します。
実は昨年、遊戯王カードに対するモチベーションが乏しく、
新しいデッキを作ったり、対戦したりということがとても少ない一年でした。
ただ、パックは新弾が出るたびに1~3箱ずつ買っていて、ずっと未開封で部屋の隅に積みあがっていました。
未開封箱が13箱を超えたあたりで2019年を迎え、地元に帰ってきてた知人を自宅に招待し、
「箱全部空けてそれでデッキつくって遊ぶべよ!」つって遊んだりしました。
そこから、だんだん感覚が戻り、たくさんの新しいデッキをつくりました。
今回は、それらの新しく作ったデッキの一つをご紹介します。
今回はやべえぞ、「エンタメデュエル」だ。
《エンタメデュエル/Dueltaining》
フィールド魔法 (1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 お互いのプレイヤーは1ターン中に以下の条件をそれぞれ満たす度に、 1つの条件につき1ターンに1度ずつデッキから2枚ドローする。 ●レベルの異なるモンスター5体を同時に特殊召喚した。 ●自身のモンスター1体が5回戦闘を行った。 ●チェーン5以上でカードの効果を発動した。 ●サイコロを振った回数及びコイントスの回数が合計5回になった。 ●自身のLPが500以下になるダメージを受けた。
「エンタメデュエル」とは、5つのハードな課題のなかから一つでもクリアすると、デッキから2枚のドローができる、ファンキーなフィールド魔法である。
どいつもこいつもなんとなく難しそうだなあ…と思っていました。
実際、
効果を読んでもらえればわかる通り、難易度はどれも高い。
どれもこれもコンボデッキを専用構築でもしないかぎり達成できそうにありません。
むしろそのコンボを達成するためのドローがほしいくらいである。
2枚ドローで成し遂げたいことがあるわけでもなし、
難しいだろうな…と思っていました。
“奴”と出会う前までは…!!!
その…
エグゼイドっぽい顔は…!!!
《ジャンク・スピーダー/Junk Speeder》
シンクロ・効果モンスター 星5/風属性/戦士族/攻1800/守1000 「シンクロン」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する(同じレベルは1体まで)。 この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 (2):このターンにS召喚したこのカードがモンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。 このカードの攻撃力はターン終了時まで元々の攻撃力の倍になる。
ステンレスのブルーアイズとかが入ってた黒い箱に入ってたシンクロモンスター。
驚くべきはそのシンクロ召喚時の効果、
“デッキから「シンクロン」チューナーを可能な限り守備表示で特殊召喚する”。
つまり、がら空きの状態で「ジャンク・スピーダー」をシンクロ召喚すれば、
メインモンスターゾーンに最大5体を同時に特殊召喚することができるのだ!
これにより、
「エンタメデュエル」発動できる可能性がグッとUPすること間違いなしである!
じゃあデッキ作るお!
事故りそう(シンクロン多すぎて)
見慣れないカードがいくつもあり、みんなも困惑しているところだろう。
まずは「ジャンク・スピーダー」で呼び出す「シンクロン」チューナーたちからご紹介しよう。
《アンノウン・シンクロン/Unknown Synchron》
チューナー・効果モンスター 星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0 「アンノウン・シンクロン」の(1)の方法による特殊召喚はデュエル中に1度しかできない。 (1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。
デュエル中1度だが、手札から特殊召喚する効果を持つレベル1チューナー。
デッキの大部分を「シンクロン」で埋めなきゃいけない都合上、当然「引いてしまう」ことは覚悟しなくてはいけません。
選べる範囲で、できるだけ手札事故を回避する性能を持つカードを入れたいところ。
この「アンノウン・シンクロン」なら、追加でレベル4モンスターを通常召喚すれば、「ジャンク・スピーダー」のシンクロ召喚が狙えます。
《ジェット・シンクロン/Jet Synchron》
チューナー・効果モンスター 星1/炎属性/機械族/攻 500/守 0 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。 デッキから「ジャンク」モンスター1体を手札に加える。 (2):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。 このカードを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
墓地から蘇生するレベル1チューナー。
墓地に居る必要がありますが、召喚権を使わずに特殊召喚できるチューナーは便利ですね。
自発的に除外ゾーンに移動する機械族というところもポイントなのですが、理由は後述します。
《ニトロ・シンクロン/Nitro Synchron》
チューナー(効果モンスター) 星2/炎属性/機械族/攻 300/守 100 このカードが「ニトロ」と名のついたシンクロモンスターの シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、 自分のデッキからカードを1枚ドローする。
特定のシンクロ召喚に使われるとドローする効果よりもまず不細工な見た目が気になるカード。
なお、「ニトロ」と名のついたシンクロモンスターは「ニトロ・ウォリアー」が存在していますが、
「ニトロ・シンクロン」と共にTHE DUELIST GENESISで登場して以降、1体も追加されていません。
10年以上の間該当するモンスターが1体しか存在しないという世にも珍しいカテゴリです。
《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》
チューナー・効果モンスター 星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500 (1):このカードが召喚に成功した時、 自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
召喚時にモンスターを蘇生し、そのままシンクロ召喚に繋ぐ、有名なチューナー。
このデッキでも、この「ジャンク・シンクロン」からの「ジャンク・スピーダー」シンクロ召喚を狙えるように、
手札からフリーチェーンで発動できて効果も強力なレベル2として「増殖するG」を併用しています。
《ロード・シンクロン/Road Synchron》
チューナー・効果モンスター 星4/光属性/機械族/攻1600/守 800 (1):このカードを「ロード・ウォリアー」以外のSモンスターの素材とする場合、 このカードのレベルを2つ下げたレベルとして扱う。 (2):このカードが攻撃した場合、そのダメージステップ終了時に発動する。 このカードのレベルをターン終了時まで1つ上げる。
「ロード・ウォリアー」以外のシンクロ召喚に使う場合にレベルが2となってしまいますが、
「ジャンク・スピーダー」の性質上(発動ターン、シンクロ召喚しかできない)、高いレベルのチューナーは持て余すことになるため、レベルは低い方が扱いやすいです。
ほかのレベル4「シンクロン」チューナーは「ハイパー・シンクロン」・「ブライ・シンクロン」が居ます。
《クイック・シンクロン/Quickdraw Synchron》
チューナー・効果モンスター 星5/風属性/機械族/攻 700/守1400 このカードは「シンクロン」チューナーの代わりとしてS素材にできる。 このカードをS素材とする場合、 「シンクロン」チューナーを素材とするSモンスターのS召喚にしか使用できない。 (1):このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、 手札から特殊召喚できる。
唯一のレベル5「シンクロン」チューナー。
このデッキのコンセプト上、選択肢無しの必須となるカードです。
「ジャンク・スピーダー」の効果で出しても正直やることありませんが、
手札からモンスターを墓地に送って特殊召喚できる効果により、引いても手札事故になりづらいです。
以上のメンバーをデッキに入れています。
「ジャンク・スピーダー」の効果で5体同時召喚するためにはデッキに居てもらう必要があるので、一応2体ずつ採用しています。
これで「エンタメデュエル」の発動条件の1つ“●レベルの異なるモンスター5体を同時に特殊召喚した。”を達成できます。
成功したところで盤面チューナーで埋め尽くして何すんだ…?
何しよう…
「ジャンク・スピーダー」の一斉リクルート効果を発動するターン、
自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できないという重荷を背負うことになります。
つまりエクストラからはシンクロモンスターしか使えないということ。
その上、フィールドに居るのはチューナーばかりです。
非チューナーである「ジャンク・スピーダー」を上手く使ったシンクロ召喚をしないと、
コンボを決めた意味がない。
いくつか考えてみました。
①ドラゴアセンションルート
《
天穹覇龍 ドラゴアセンション/Ascension Sky Dragon》シンクロ・効果モンスター 星10/光属性/ドラゴン族/攻 ?/守3000 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、 このカードの攻撃力は自分の手札の数×800ポイントアップする。 フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、 このカードのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が 自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 「天穹覇龍ドラゴアセンション」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
- 「ジャンク・スピーダー」+「ニトロ・シンクロン」で「ニトロ・ウォリアー」をシンクロ召喚。ニトシンの効果で1枚ドロー
- 「ニトロ・ウォリアー」+「ジャンク・シンクロン」で「天穹覇龍ドラゴアセンション」をシンクロ召喚
- ドラゴアセンションは手札枚数の800倍の攻撃力を得る!
「エンタメデュエル」と「ニトロ・シンクロン」の合計3枚ものドロー効果を無駄にしないルートです。
手札消費をできるだけ抑えた状態で、高攻撃力を狙いたいところ。
ドローは元々強力なことは言うまでもありませんが、シナジー的な意味でも「増殖するG」と相性がよい。
ちなみに、最終的にシンクロンチューナーは3体あまる。
②アビス&ベリアルルート
《
琰魔竜 レッド・デーモン・アビス/Hot Red Dragon Archfiend Abyss》シンクロ・効果モンスター 星9/闇属性/ドラゴン族/攻3200/守2500 チューナー+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体 「えん魔竜 レッド・デーモン・アビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。 この効果は相手ターンでも発動できる。 (2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、 自分の墓地のチューナー1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
《
琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル/Hot Red Dragon Archfiend Bane》シンクロ・効果モンスター 星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000 チューナー+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体 「えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドのモンスター1体をリリースし、 自分の墓地の「レッド・デーモン」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 (2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。 自分のデッキ及び墓地からレベルが同じチューナーをそれぞれ1体ずつ選んで守備表示で特殊召喚する。
- 「ジャンク・スピーダー」+「ジャンク・シンクロン」で「レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト」をシンクロ召喚
- スカーライト+「ジェット・シンクロン」で「えん魔竜 レッド・デーモン・アビス」をシンクロ召喚
- ジェット・シンクロンを自身の効果で蘇生
- アビス+ジェット・シンクロンで「えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル」をシンクロ召喚
- 横で余ってるシンクロンをリリースしてベリアルの効果発動。アビスを墓地から特殊召喚
「エンタメデュエル」が無い場合にも有効なルートです。
とくに「えん魔竜 レッド・デーモン・アビス」は場持ちが良いことで知られており、
その妨害能力は畏敬の念を込めて「アビスの呪い」と呼ばれる。(俺に)
シンプルに強い一方で、ベリアルもアビスもさらにチューナー呼ぼうとする。
過剰なチューナー供給により完全に持て余すが、シンクロンたちも根は良いやつらなので邪険にしないでやってほしい。
③スカノヴァルート
《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン/Red Nova Dragon》
シンクロ・効果モンスター 星12/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000 チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」 (1):このカードの攻撃力は自分の墓地のチューナーの数×500アップする。 (2):このカードは相手の効果では破壊されない。 (3):相手モンスターの攻撃宣言時にその攻撃モンスター1体を対象として発動できる。 フィールドのこのカードを除外し、その攻撃を無効にする。 (4):このカードの(3)の効果でこのカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動する。 その効果で除外されているこのカードを特殊召喚する。
- 「ジャンク・スピーダー」+「ジャンク・シンクロン」で「レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト」をシンクロ召喚
- 「レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト」+「ニトロ・シンクロン」+「ロード・シンクロン(レベル2扱い)」でダブルチューニング、「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」をシンクロ召喚
「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」は3500の攻撃力に加えて、墓地のチューナーの数×500の攻撃力上昇効果を持ちます。
ジャンク・スピーダーで1体、レモンで1体、スカノヴァで2体、合計4体のチューナーをここまでで使ってきており、
単純計算でその攻撃力は5500に達する。
デッキのコンセプト上チューナーを大量に採用する上、先述のベリアルやアビスとも噛み合わせが良いです。
高い火力のモンスターですが、相手の効果破壊に耐性があるのも嬉しい!
ちなみに(3)の効果により、フィールドに取り残されたシンクロンを守ってあげるという優しい一面もある。
④グリオンガンドルート
《
水晶機巧 -グリオンガンド/Crystron Quariongandrax》シンクロ・効果モンスター 星9/水属性/機械族/攻3000/守3000 チューナー2体以上+チューナー以外のモンスター1体 (1):このカードがS召喚に成功した場合、 そのS素材としたモンスターの数まで相手のフィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。 そのモンスターを除外する。 (2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、 このカード以外の除外されている自分または相手のモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
- 「ジャンク・スピーダー」+「ニトロ・シンクロン」+「ロード・シンクロン(レベル2扱い)」で「水晶機巧-グリオンガンド」をシンクロ召喚
- 3枚除外じゃい!以上!
なんとも雑だが、突破力は一級品である。
…以上のように、
複数回のシンクロ連打や、ダブルチューニングなどが好相性です。
5体のシンクロンを出してしまうと必ず何体か余るのが歯がゆいので、
「エンタメデュエル」無しの場合は、必要最小限のリクルートでも問題ないです。
以上の動きを「エンタメデュエル」込みで実現する場合、デッキには5種類のシンクロンを用意していなければいけません。
ホントは手札事故回避のために1枚ずつとかに押さえたい所だが、俺にはドロー力が無い。
各レベルごとに2枚ずつ採用しています。
すると当然初手に紛れ込んでくるので、
他のデッキスペースはできるだけ事故の少ないカードを選びながら構築していく必要があります。
コンパクトにまとまっていて、どうせなら「エンタメデュエル」を別アプローチで達成できるようなギミックを入れたい…
オルフェゴール
お前たちの力を借りるぞ
《オルフェゴール・トロイメア/Orcust Knightmare》
効果モンスター 星7/闇属性/機械族/攻 100/守2000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードはリンクモンスターとの戦闘では破壊されない。 (2):墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 デッキから「オルフェゴール・トロイメア」以外の機械族・闇属性モンスター1体を墓地へ送る。 対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×100アップする。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
墓地から自身を除外することで、デッキの闇・機械を墓地に送ることができます。
「オルフェゴール・ディヴェル」からのリクルートでフィールドに出しやすく、「オルフェゴール・ガラテア」などのリンク素材にもしやすい。
おっかない見た目のわりに扱いやすいねーちゃんです。
一方「オルフェゴール」の効果を使ったあとは闇属性以外の特殊召喚を封じられてしまうので、先述の「ジャンク・スピーダー」のサポートにはなりません。
唯一「ジェット・シンクロン」は自力で除外されてくので、EXデッキに入るオルフェゴールが持つ「除外されている機械族をデッキに戻して発動する効果」とシナジーします。
ですが、専用の魔法罠や、専用リンクモンスター、
それに重ねて出せる「宵星の機神ディンギルス」も汎用性が高く、
少ないデッキスペースを有効に使える、強力なテーマであることは間違いないと思います。
俺はこのオルフェゴールを軸に、新たなギミックを追加する!
《デスペラード・リボルバー・ドラゴン/Desperado Barrel Dragon》
効果モンスター 星8/闇属性/機械族/攻2800/守2200 (1):自分フィールドの機械族・闇属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 (2):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。 コイントスを3回行う。 表が出た数までフィールドの表側表示モンスターを選んで破壊する。 3回とも表だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローする。 この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。 (3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。 コイントスを行う効果を持つレベル7以下のモンスター1体をデッキから手札に加える。
コイントスだ!
「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」はコイントスをサポートする。
自身の効果で3回のコイントスを行い、
さらに墓地に送られればコイントスモンスターをサーチする。
みんなは覚えているだろうか、「エンタメデュエル」の条件を!
●サイコロを振った回数及びコイントスの回数が合計5回になった。
そう、
「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」のように「コイントスを3回行う」効果を2回行えば、合計6回。
「エンタメデュエル」の条件を達成するのである!
…いや、
コイントス3回を2回って…
デスペラードで効果使ったあと、さらにもう1体別のコイントスモンスターを出すのか…?
いくらオルフェゴールが汎用性高いからってそんな簡単にいくか…??
だからこいつを使う。
《セカンド・チャンス/Second Coin Toss》
永続魔法 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか適用できない。 (1):自分がコイントスを行う効果を適用する際に、 コイントスを最初からやり直す事ができる。
こいつを使う。(2回目)
この「セカンド・チャンス」はコイントスを最初からやり直すカード。
なんと、3回のコイントスを最初からやり直せば、合計6回のコイントスとなるのだ。
「デスペラード・リボルバー・ドラゴン」は機械族・闇属性モンスターが破壊された場合に手札から特殊召喚できる最上級モンスター。
「オルフェゴール」モンスターは全て機械族・闇属性のため、手札に来ても出しやすいが、
それとは別に、墓地に送られた場合に“コイントスを行う効果を持つレベル7以下のモンスター”を手札に加える能力があります。
つまり、デスペラード(機械族・闇属性)を墓地に送る「オルフェゴール・トロイメア」は、間接的にコイントスモンスターをサーチできるのである。
なお今回のデッキでは、闇属性の下級モンスターで3回のコイントスをする「伝説の賭博師」を採用しています。
《
伝説の賭博師 /Gambler of Legend》効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻 500/守1400 コイントスを3回行う。 3回とも表だった場合、相手フィールド上モンスターを全て破壊する。 2回表だった場合、相手の手札をランダムに1枚捨てる。 1回表だった場合、自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。 3回とも裏だった場合、自分の手札を全て捨てる。 この効果は1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに使用する事ができる。
こいつとセカンド・チャンスが、
俺の「エンタメデュエル」を成功に導くキーカードだ。
一応、失敗しても「エンタメデュエル」を割らずに済むカードを選びました。
って言う感じのデッキです。
プレイしてみた所感としては、オルフェゴール強いね!って感じ。
「ジャンク・スピーダー」も、出せれば普通に活躍してくれるので、
「エンタメデュエル」を狙いながらも、無くてもぼちぼち戦っていけるって感じのデッキになりました。
オルフェゴール連中とジャンク・スピーダーは同一ターンでは噛み合わないので、
『このターンはオルフェゴールで戦う』みたいに、デュエル中に割り切ったプレイングが必要になります。
改善案としては、デッキ枚数増やしてもいいかな、と思っています。
どうしても初手に「シンクロン」を引きすぎるので、60枚くらいにしてそれを薄めるのもありかな、と。
今後とも改良していきたいと思います。
無理だわ